TeFU TeFU ~蝶の媚薬~
第三夜 親友の存在と喧嘩
あぁ…もう時間か…
いつでも夜はやってくる…
「え津。今晩も来てくださってるよ………」
女将さんが私に話しかけた。
「私は…お前が幸せになって…欲しいんだよ…」
わかってる
わかってるよ
『まだわっちには、早いかと…』
「早くない…あの子も許してくれるよ。だから…
ちょっと…え津!」
女将さんの話しを聞かずに私は部屋へ行った。
*