TeFU TeFU ~蝶の媚薬~
彼女はほんと素晴らしい花魁…だった


同じ歳だが、利つの方が誕生日が早かったから遊女として店に出るのは私は後輩


常にこの街のことを考えていた…この街の栄華を願い、この街を代えたい………と



私達は長い間、一緒にいすぎた

だからわかる…



『利つ…もう一度私の名前呼んでよ…

この街で私の本名知ってるのは、アンタと…あの人だけやのに…』





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