ミックスラブルス
第2章・いろんな出会い、揺れる想い
新入部員の少女
あれから一週間・・・。
今日は新入部員を迎え入れる日。
「あと少しすれば新入部員が来るからそれまでは練習していてくれ」
今日もいつも通り上島先生の話から部活が始まった。
「今年はどんな子が来るんだろうな?」
光輝がランニング中に俺の隣に並んで走りながら聞いてきた。
「そんなの俺が知るわけ無いだろ」
俺は前を見て懸命に走りながら言った。
「お前少しは理想ってのが無いのか?」
光輝が呆れながらため息をついた。
「あるよ・・・やる気のある奴」
俺は当たり前だと言わんばかりにさらっと答えた。
「おいおい、そんなまじめすぎる考えはやめようぜ」
光輝が呆れた目で俺を見てきた。
「じゃあ光輝の理想って何?」
俺は光輝が何を考えてるのか分からなくなってしまったから光輝に聞いた。
「そりゃあやっぱりかわいい子でしょ、かわいい子がいるとやる気が出るし」
光輝はそれほど嬉しいのかといいたくなる位、明るい笑顔で答えた。
「かわいい子がいるとやる気が出るですって」
もともと俺たちの後ろを走っていた上川さんが怒りを無理やり笑って隠しながら光輝の肩をガシッと掴んで言った。
「こ・・・これは、男なら誰でもある理想なんだって」
光輝は上川さんが怖いのか、びくびくしながら上川さんの方に顔だけ向けた。
「私じゃあかわいくないからやる気が出ないって言いたいの?」
上川さんは光輝を怖い目で睨みながら言った。
「そ・・・そんなつもりじゃ、ぶは・・・」
「問答無用」
光輝の話を聞かずに上川さんは光輝の顔を思いっきりピンタした。
ランニング中に何やってるんだと思いながら俺はどんな後輩が来るのか楽しみにしていた。
だいたい30分程練習をしていたら、新入部員を上島先生が連れてきた。
「全員集合」
上島先生が大声で俺たちを呼んだ。
「はい」
みんな返事をしてから先生の元に走った。
全員が集合したことを確認してから先生が話し始めた。
「ここにいる男子7名、女子6名、計13名が今年の新入部員だ、みんな仲良くしてやってくれ」
上島先生が13人も入部してくれたのが嬉しかったのか、笑顔で言った。
今日は新入部員を迎え入れる日。
「あと少しすれば新入部員が来るからそれまでは練習していてくれ」
今日もいつも通り上島先生の話から部活が始まった。
「今年はどんな子が来るんだろうな?」
光輝がランニング中に俺の隣に並んで走りながら聞いてきた。
「そんなの俺が知るわけ無いだろ」
俺は前を見て懸命に走りながら言った。
「お前少しは理想ってのが無いのか?」
光輝が呆れながらため息をついた。
「あるよ・・・やる気のある奴」
俺は当たり前だと言わんばかりにさらっと答えた。
「おいおい、そんなまじめすぎる考えはやめようぜ」
光輝が呆れた目で俺を見てきた。
「じゃあ光輝の理想って何?」
俺は光輝が何を考えてるのか分からなくなってしまったから光輝に聞いた。
「そりゃあやっぱりかわいい子でしょ、かわいい子がいるとやる気が出るし」
光輝はそれほど嬉しいのかといいたくなる位、明るい笑顔で答えた。
「かわいい子がいるとやる気が出るですって」
もともと俺たちの後ろを走っていた上川さんが怒りを無理やり笑って隠しながら光輝の肩をガシッと掴んで言った。
「こ・・・これは、男なら誰でもある理想なんだって」
光輝は上川さんが怖いのか、びくびくしながら上川さんの方に顔だけ向けた。
「私じゃあかわいくないからやる気が出ないって言いたいの?」
上川さんは光輝を怖い目で睨みながら言った。
「そ・・・そんなつもりじゃ、ぶは・・・」
「問答無用」
光輝の話を聞かずに上川さんは光輝の顔を思いっきりピンタした。
ランニング中に何やってるんだと思いながら俺はどんな後輩が来るのか楽しみにしていた。
だいたい30分程練習をしていたら、新入部員を上島先生が連れてきた。
「全員集合」
上島先生が大声で俺たちを呼んだ。
「はい」
みんな返事をしてから先生の元に走った。
全員が集合したことを確認してから先生が話し始めた。
「ここにいる男子7名、女子6名、計13名が今年の新入部員だ、みんな仲良くしてやってくれ」
上島先生が13人も入部してくれたのが嬉しかったのか、笑顔で言った。