ミックスラブルス
そのまま二人でテニスの話をしながら他の人がしている試合を見ていると、再び後ろから女子に呼ばれた。
「高畑くん、もうそんなに一年生と仲良くなってるんだ」
俺が焦って振り返るとそこには花原さんがタオルで汗を拭いながら立っていた。
「あぁ、里中さんとはね」
「花原さんも知ってたんだ」
「今のところは一年生の女子は覚えたよ」
「そうなんだ、すげーな。俺なんかまだ里中さんだけだぜ」
「高畑くんなんで男子の一年生より先に女子の一年生を覚えちゃってるの?」
「それは私が最初に高畑先輩に話しかけたからだと思います、そうですよね、高畑先輩?」
「あぁ、そうだな」
俺が返事に困っていたら、里中さんがフォローしてくれた。
「そうなんだ。じゃあ何で里中さんは高畑くんに話しかけたの?」
花原さんは何だか不思議に思っているような顔をしながら、里中さんに聞いてきた。
「私はさっき高畑先輩が試合してたのを見て高畑先輩がツイストサーブを打てることを知ったので、出来れば教えて欲しいなと思ってお願いするために話しかけたんです。」
里中さんは正直に答えていた。
「そうなんだー、じゃあ高畑くんの答えはどうだったの?」
花原さんは俺を見ながら言った。
「教えていただけるそうです」
里中さんが嬉しそうに答えた。
「そうなの、よかったね。あ、そうだ、高畑くん、私たちもリバースサーブの練習を一緒にしてるんだから私も一緒に練習していいかな?」
花原さんは笑顔で俺に聞いてきた。
「俺はいいよ、人数は少ないより多いほうがいいからね」
俺はまさか一緒に練習しようと言い出すとは思っていなかったから内心はすごくびっくりしたけどばれないように笑顔で答えた。
「いいって、よかったね里中さん。じゃあこれからは一緒に頑張ろう」
「はい、二人の先輩に教われるのは嬉しいです。私も精一杯頑張ります」
里中さんは真剣な顔をしながら言っていた。
「あぁ、大いに頑張れ、努力した分だけ強くなるからさ」
「そうだね」
「そうですね」
「よぉ~し、じゃあ三人で頑張るぞ」
俺は三人でもっと強くなることを決心した。
「じゃあ今日の部活後からスタートしようぜ」
「高畑くん、もうそんなに一年生と仲良くなってるんだ」
俺が焦って振り返るとそこには花原さんがタオルで汗を拭いながら立っていた。
「あぁ、里中さんとはね」
「花原さんも知ってたんだ」
「今のところは一年生の女子は覚えたよ」
「そうなんだ、すげーな。俺なんかまだ里中さんだけだぜ」
「高畑くんなんで男子の一年生より先に女子の一年生を覚えちゃってるの?」
「それは私が最初に高畑先輩に話しかけたからだと思います、そうですよね、高畑先輩?」
「あぁ、そうだな」
俺が返事に困っていたら、里中さんがフォローしてくれた。
「そうなんだ。じゃあ何で里中さんは高畑くんに話しかけたの?」
花原さんは何だか不思議に思っているような顔をしながら、里中さんに聞いてきた。
「私はさっき高畑先輩が試合してたのを見て高畑先輩がツイストサーブを打てることを知ったので、出来れば教えて欲しいなと思ってお願いするために話しかけたんです。」
里中さんは正直に答えていた。
「そうなんだー、じゃあ高畑くんの答えはどうだったの?」
花原さんは俺を見ながら言った。
「教えていただけるそうです」
里中さんが嬉しそうに答えた。
「そうなの、よかったね。あ、そうだ、高畑くん、私たちもリバースサーブの練習を一緒にしてるんだから私も一緒に練習していいかな?」
花原さんは笑顔で俺に聞いてきた。
「俺はいいよ、人数は少ないより多いほうがいいからね」
俺はまさか一緒に練習しようと言い出すとは思っていなかったから内心はすごくびっくりしたけどばれないように笑顔で答えた。
「いいって、よかったね里中さん。じゃあこれからは一緒に頑張ろう」
「はい、二人の先輩に教われるのは嬉しいです。私も精一杯頑張ります」
里中さんは真剣な顔をしながら言っていた。
「あぁ、大いに頑張れ、努力した分だけ強くなるからさ」
「そうだね」
「そうですね」
「よぉ~し、じゃあ三人で頑張るぞ」
俺は三人でもっと強くなることを決心した。
「じゃあ今日の部活後からスタートしようぜ」