有名人になった彼
夏休み



そして夏休みがきた。

夏休みの初日
わたしとわたしの友達と
タカシの友達で
タカシの家に泊まることに。




タカシの家でご飯を
頂いたあと花火をしようと
コンビニへ行ったとき
タカシの中学の友達にあった。


「タカ〜?やっぱりタカだ!え?彼女?まじで?へぇー」


一人でずっと喋り続ける女。


「久しぶり。彼女だよ」

「タカシの彼女になれるなんて羨ましいね。こんばんは!」


いきなりわたしにふられた。

「こんばんは。かなです。」



タカシがこのくらいで
話しに終止符を打ってくれたのでよかったけど
わたしは嫉妬ですごかった。

今まで嫉妬したことはあったが
こんな嫉妬は初めてだった。



< 15 / 33 >

この作品をシェア

pagetop