気まぐれ王子様と甘い恋【完結】
藍ちゃんはゆっくりと頷いた。
そして私は藍ちゃんの瞳を見つめて言った。
「杉田くんのこと、まだ好き?それとも嫌いになった?」
私の問いに藍ちゃんは涙目で呟いた
「嫌いになんてなれないよ………」
そうだよ。藍ちゃんはまだ好きなんだから
どんなにしつこいとか言われても、どんなに酷いことを言われても
諦めないでね……?
「藍ちゃんの恋、私は応援するからね!」
「うん。ありがとう」