気まぐれ王子様と甘い恋【完結】
璃久くんはまだ制服のままで、そして隣りには……
「あら。詩音ちゃん」
「美波ちゃん……。」
二人とも制服のまま…
あっ……そっか
今までデートしてたんだ。
だから二人一緒にいるんだ……
これから璃久くんの家に行くのかな?
考えたくもない。
「璃久~早く璃久の家に行きましょ?」
美波ちゃんは璃久くんの腕を引っ張った
「詩音大丈夫か?」
後ろにいる圭吾が心配そうに私に問いかけた
「大丈夫だよ。だって圭吾がいるから」