気まぐれ王子様と甘い恋【完結】
手強い……。
「…じゃあ、どうしたら言ってくれるの?」
「詩音から俺にキスしてよ。そしたら言ってあげる」
ニヤッて悪魔みたいに笑って勝ち誇った表情で「はやくしろよ」と私を急かす
でもプロポーズ言ってほしいし、別に付き合ってるんだからキスぐらい私からしなきゃね
「…目瞑って?」
璃久くんはゆっくり目を閉じて私のキスを待つ
恥ずかしい///…でもプロポーズのため!
ちゅ………
軽く璃久くんの唇に触れるだけのキスをした。