ばいばい





「……康……!!」


急いで駆け寄る。




「お嬢さんの知り合いかい?」とか

「救急車呼んだからね。」とか


周りの言葉なんて耳に入らなかった。





ただただあたしは、康の名前をずっと


ずっと呼び続けた――。









< 187 / 247 >

この作品をシェア

pagetop