ばいばい


今日は晴天で、たくさんの星が綺麗に見えた。


「キレイ…。」


思わず口に出してしまうほど綺麗だった。




康のいない学校…。

考えると涙が出てきた。


久しぶりに頬に涙が伝う。



―「パパーっ!!」


近くで小さな男の子の声がした。

笑った声が近づいて来る。


「こう!走ると転ぶぞ!

ちょっと待てって…!」




…こう……?








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