sky blue

「瑠璃、ご飯粒ついてる。」
「えっ!嘘?」
「嘘(笑)」
「ちょっと!」
いつも彰平にからかわれながらも楽しいひとときを過ごす。


「なぁ、瑠璃。」

「何??」

彰平は少し照れたように髪をさわりながら言った。

「ーー・・・キスしていい?」

一瞬驚いたけど、首を少し縦に動かす。

彰平の手が私の頬にくる。
それだけでも恥ずかしく思ってしまう。

「瑠璃、顔あげて?」

そう言われて顔をあげると思った以上に顔が近くて驚いてしまう。
だけど、そう思った時には唇が重なっていて・・・・・。


私の顔はリンゴより赤かったと思う。



私と彰平のファーストキスは屋上でした爽やかなキスだった。
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