sky blue
「っ.....。しょうっ.....へい......。」
彰平、私は何度もあなたを傷付けた。
人をたくさん傷付けるのに、自分は傷付きたくなくて。
周りの人をたくさん傷付けて。
私は汚くなくて。
汚くて。


自分のおろかさに気付いて。
今、一番気持ちを伝えたい人はもういなくて。
後悔のしようがないぐらい。
あきれるしかないくらい。
自分はバカだって気付かされた。



彰平。
あなたはもういない。
私はどうすればいいの?
自分の本当の気持ちにやっと気付いたの?
バカだよね.....。
彰平はこんなにも私を大切にしてくれていたのに。
それに、最後に私が言った言葉...最低だよね。

彰平のお母さんに手紙を預けた。

次は、いつ見るんだろう?
きっとその日はこないと思うけど...。

彰平のお母さんにお礼を言って家を出た。




「...彰平.....。
 ずっと愛してるからね。




      .....バイバイ.....。」
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