sky blue
午前4:00。
日付が変わってから4時間経った頃、仕事が終わる。

いつものように化粧をおとして、裏口から出る。

「おい。」

声がしたほうを振り向く。
そこには....鈴がいた。

「なに?家帰りたい「お前こんなとこでなにやってんだよ。」」

少し苛立った鈴の声が、私の声と重なる。

「仕事してるだけだけど?」

平然と、当たり前のように答える。

「なにが仕事だよ!!!!!
 こんな媚売るような仕事するんなら帰ってこい、瑠璃。」

鈴が声を荒げる。
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