草食男子に恋してる+。
夏祭りは
もちろん浴衣だ。
ゆうくん来るかなぁ.....
いつも
そういうことばかり
考えていた。
もう、
頭の中は
夏祭りのことで
いっぱいだった。
☆ ☆ ☆
そして
夏祭り当日。
行ってみると
人が居すぎて
はぐれちゃいそうだった。
「すごい人だねー」
「んま、
お店まわろっか!」
そして
私達は歩き始めた。
そこには
色んなお店が並んでいた。
食べ物も色々あって
何を食べようか
まよってしまいそうだった。
―――すると―――
見たことのあるような
顔の人が現れた。
近くまで行って見てみると。
その人は
受験を受けて
別の中学に行った
班場稔輝
という人だった。
小学校は違ったから顔は
あんまり知らなかった。
前にマックで会ったことがある。
初めてあった時
私は少しだけ
「カッコイイなぁ」
と思っていた。
でも、
まさか
こんなところで会うとは
思ってもいなかった。
私も気づいたが
あっちも私に気づいたようだった。
「あ。としじゃん。」
同じ小学校だった
ももが言う。
私達はしばらくそこに居た。
私はおなかがすいてきて
チョコバナナが食べたくなった。
チョコバナナは私の大好物だ。
どこかにチョコバナナ売ってる店
ないかなぁ......
あたりを探してみると
すぐそこに
チョコバナナ屋さんがあった。
もも達に買ってくるといって、
私は列についた。