草食男子に恋してる+。




私達の目的は

プリを撮る事だった。

だが、プリは全部

誰かが撮っている最中だった。

「どーする?」

私は問いかけた。

「どーする?」

ずっとこのような言葉が

続いた。

私はちょっとの間

目をそむけていた。

そして

としの方を見ると....

居ないっ!

辺りを見回すと

変なゲームをやっていた。


彼女ほっといて

よく自分勝手なことできるなぁ

と思った。

しばらくすると

としが戻ってきた。

その時はプリがほとんどあいていた。

「撮る?」

としが言った。

私は撮りたくなかった。

でも、しかたなくうなずいて

プリ機の中へと入っていった。



お金を入れると

画面に色々でてきた。

それは全部としに任せた。

私は

できるならば

一刻も早くここから

でたかった。

もう、としなんて

好きじゃなかった。

ゆうくんのことで頭がいっぱいだった。

ここから逃げたかった。

けど、逃げれなかった。

としが追いかけてきそうで、

暴力を振られそうで怖かった。

だから

私はここにただ居るしか

なかったのだった。
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