こんなおれですが、


こいつとももう終わりなのかと思うと頭が真っ白になった。

あのクッションは片方の綿が片方に寄りまくって半分ハートがしぼんでる…お前もそうなのかな?


怒ってるお前しか見えないや。











「もうしたらいけんけんね!」



「うん、ごめんなさい……」


もぅ、といって仕方なさそうに彼女がいうと鬼から天使になった。



あれれ?



「許してくれるの!?」


「次したらしめる」


「うっ、………頑張ります」














それからも俺は風呂場でもよおしたけど彼女は鬼になるだけで最後はあきれながら笑った。














「子供じゃないんだから我慢して」


甘えられるなら子供がいいな。


「オナラ臭い」


嗅がせてるんです、一種のマーキングです。


「鼻毛でてる」


生やしてるんです、指つっこんで抜かないでください。保護してるんです。


「ゲームばっかりせんと」

携帯ばかりしないでください。


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