願わくば……
「……ッ…ン…ッ…」
痛みが引いて目が覚めた時に私は、固くて白いベッドの上で寝ていて目が覚めて真っ先に目に入ったのは真っ白な天井
あ……
ここ病院なんだ……
考えたらすぐに分かる事なのに、私は何故かそれを理解するのには時間がかかった
何故なら、多分…
ここは私が1番来たくない所だったから…
「また……
入院……かな……」
そう、ボソッと呟いて窓の外を見た
その時………
「ガラッ」
いきなりドアが開いたから私は勢いよくドアの方を見た
「天ちゃーんッ!!
良かった…ッ…
急に倒れちゃうからお母さん…ビックリしちゃったー…」
そう言って涙をボロボロ流しているお母さんが入って来ておもいっきり私に抱きついた
全く……
心配性なんだから…