からっぽな街
「リッツー、こっちにこういうのあるよ。」
蓮根くらいの太さの木を見つけて持ってきたニケ。
「あー。それくらいがいいかも。ぽくは?決まった?」
「えーっと。わかんない。」
ぽくは、私と手を繋いだまま、ぼうっと突っ立っている。まだ、自分から動くことはしない。
「ほら、ぽく、一緒にさがそ。これとか、どう?」
ぽくの手を引いて、一緒に調度良さそうな木を探す。
「うん。」
「これは?」
「うん。」
どれを見ても、頷くばかり。
「あれ、きらりは?」
小屋の外で、木を刀のように振り回して遊んでいた。
蓮根くらいの太さの木を見つけて持ってきたニケ。
「あー。それくらいがいいかも。ぽくは?決まった?」
「えーっと。わかんない。」
ぽくは、私と手を繋いだまま、ぼうっと突っ立っている。まだ、自分から動くことはしない。
「ほら、ぽく、一緒にさがそ。これとか、どう?」
ぽくの手を引いて、一緒に調度良さそうな木を探す。
「うん。」
「これは?」
「うん。」
どれを見ても、頷くばかり。
「あれ、きらりは?」
小屋の外で、木を刀のように振り回して遊んでいた。