からっぽな街
限界まで、空腹を感じたときに、こうしてたまに、レストランに出かけて、食べたいものを食べる。それも、ほんの少しで、欲求は満たされる。
さっきまで、あれほどお腹を空かせていたのに、サラダには結局手をつけず、丸パンを一つ、スープをお皿に一口残した所で、テーブルを立つ。
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