からっぽな街
「しかもさ、連れた魚を内臓とるためにさばくのね、そしたら、バッタが出て来るんだよ。」
「げええー。」
ちゃちゃも、変な顔をしてニケを見ている。
「良かったー。ごはんで。」
ゲロゲロと言いながら、舌を出しているニケが言った。
池は、キャンプ場の裏の静かな場所にあった。この池を下ったところに、沢遊び出来る場所があるのだと言う。
ぽくは、さっきから竿が重たそうで、岩に腰掛けながら、一緒に持つことにした。
「まだ、釣れないねえ。」
「おでね、おでのお父さんね、釣りでね、こーんなおっきいの釣った。」
その手の大きさだと、ぽくぐらいの大きさになるのだが…。
「すごいじゃん!ぽくのお父さん、釣りするんだ。」
「うん。おでのお父さんね、釣り、好き。よくね、海に行くよ。」
「へえー。ぽくは行かないの?」
「げええー。」
ちゃちゃも、変な顔をしてニケを見ている。
「良かったー。ごはんで。」
ゲロゲロと言いながら、舌を出しているニケが言った。
池は、キャンプ場の裏の静かな場所にあった。この池を下ったところに、沢遊び出来る場所があるのだと言う。
ぽくは、さっきから竿が重たそうで、岩に腰掛けながら、一緒に持つことにした。
「まだ、釣れないねえ。」
「おでね、おでのお父さんね、釣りでね、こーんなおっきいの釣った。」
その手の大きさだと、ぽくぐらいの大きさになるのだが…。
「すごいじゃん!ぽくのお父さん、釣りするんだ。」
「うん。おでのお父さんね、釣り、好き。よくね、海に行くよ。」
「へえー。ぽくは行かないの?」