からっぽな街
「意外だったよ。吉川さんが、ボランティア!キャンプとか行くんだね。」
「まあ。自分でもそうです。キャンプなんて、普段行きませんよ。誘われたんですよ。断れなくて。」
「ああ!なら、納得。吉川さん、断れない人だもんね。俺の思ってた通り!キャンプとか、絶対、行かない人だと思ってたもん。」
「ああ。まあ。」
むかつく。何も知らないくせに、こういう人だと、決め付けるな。そういう所が、嫌なんだよ。
これ以上、話していたくなくて、口を閉じる。
けれども、店長は気が付かない。
「まあ。自分でもそうです。キャンプなんて、普段行きませんよ。誘われたんですよ。断れなくて。」
「ああ!なら、納得。吉川さん、断れない人だもんね。俺の思ってた通り!キャンプとか、絶対、行かない人だと思ってたもん。」
「ああ。まあ。」
むかつく。何も知らないくせに、こういう人だと、決め付けるな。そういう所が、嫌なんだよ。
これ以上、話していたくなくて、口を閉じる。
けれども、店長は気が付かない。