だいすきなキミへ
江山と付き合った日

6月27日はウチラの記念日となった。

ウチは朝練があるから朝練のない男バスの江山はウチより後に来る。

登校中、ひいなと江山の事で盛り上がる。

学校についたのは…

7:45
急いで制服からジャージへと着替える。
隣の席は彼氏の江山。

昨日の事が嘘みたいで朝練に集中できなかった。

8:00
朝練はやっと終わった。
教室へ戻ると江山はもういた。

ドキドキする。
江山がこっちを見た!!

ウチラは顔が赤くなる。
恥ずかしい(//△//)

付き合って初めての会話はいつもと変わらなかった。

ただ嬉しくて顔が自然とほわ〜んとして赤くなっていたのが誰からでもわかった。

そして江山も同じような顔をしていたという。

楽しい一日。
時間が過ぎていく。


隣の席の時間が短くなっているのがウチにはわかった。

あと少しで席がえ…





その日がやってきた。

予想通りウチラは離れた。
江山の隣は茜。
初っ端からベタベタしている。

なんで!(泣)
茜は知ってるぢゃんッ

そう思った。
信頼してたのに…

それから掃除の時間の時も茜を避けるようになった。
席がえしてから江山とも話さなくなって自然と避けていた。

あの二人、ベタベタしてんなら付き合っちゃえばいいぢゃん!(怒)

と毎日思っていた。
一人で怒って一人で嫉妬。
ずっと気持ちがそんなうちに仲のいい友達ができた。

入学してからにちょっとだけ話した芹沢さん。

彼女のことを私はえりと呼ぶ。
えりとはすぐ気が合った。
信頼できる親友になった。
その半面ウチラはレズ(笑)
誰からみても邪魔できないラブラブさまで仲良くなった。

そんな、えりに相談した。
茜と…江山のこと…

『まいちゃ(茜)と江山なんてほっといて見なきゃいんだよ!ラムネ(ウチ)にはウチがいるぢゃん!』

そう言ってくれた。
えりらしい答え方で答えてくれた。

その言葉を受けた日からあんまり考えなくなった。
えりのおかげ。えりがいてくれたから…。
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