甘いニオイと先生のキス
「シチューだけど、お手伝いもしない子には少しだけにしようかしら(笑)」


オバサンはサラダを盛り付けながらからかった


「え〜お母さぁん…真琳は優しいからくれるよね?」


「どうしよっかなぁ〜」


「え〜今からお手伝いするし」


こんな仲良しの家族を裏切るなんて…


私の心は揺れていた


お金を稼ぐか、自主退学するか…





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