甘いニオイと先生のキス
「あっ…教室の鞄の中…」


「俺もだ…どうするかなぁ〜助けを呼ぶのはいいが、俺と竹下が授業サボって二人でこんなトコにいるのって状況は…」


「すみません…」


「いや、からかってオバケの話、したからだよな〜とりあえず…立ちっぱなしもキツイから、どっか座ろう」


先生は埃まみれの床に座ろうとした


「先生!服が汚れちゃいます」


私はポケットからハンカチを取り出して先生に渡した


「竹下〜お前は良く気が付くし、優しいな…俺の生徒で良かったよ」


先生はそう言うと埃まみれの床に腰を下ろした





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