甘いニオイと先生のキス
ガラッ


教室のドアが開く


「お〜!ちゃんと残ってるな」


「当たり前です…皆の前で言うんだもん。サボれるワケないじゃないですか」


「まぁそう言うなって…」


先生は手に持っているプリントを私の机の上に置いた


「これ、俺が作った特別問題」


「今するんですか?」


「出来たら言え」


先生はそう言うと、教室の窓際に立って外を見ていた


先生…元カノのこと…考えてるの?


先生のことが気になってプリントなんて出来ない





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