甘いニオイと先生のキス
ドキドキしながらも、先生のことを考えている私


ガムをペンケースに入れたままだと取りにくいだろうと思い、さりげなくペンケースの中にあるガムを指先で摘まんだ


私の指先で摘ままれたガムはペンケースの上でプルプルしている


そして、私の指先に先生の指先が当たり、ガムが先生の手に渡された


何故かいけないことをしているみたいで緊張する


こんな緊張の中、先生は平然と授業を進めた


もしかして、先生は私をからかって遊んでいるんじゃないのかな?


他にも秘密の約束をした生徒がいるんじゃないのかな?


そんなことをふと、思った





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