(コラボ)沈黙するケイタイ~交点の烈~
10歳下の弟。
こいつが生まれた時は、
あたしは完全に保護者の位置にいた。
いまいちたよりない母上に任せておけなくて、
ほとんどあたしが面倒を見ていたのだ。
実際、
あの母上はあたしを育てたのが信じられないくらい、
弟の世話が下手だった。
そして、かわいかった弟は、
幼稚園ごろから何だか怪しくなりだして、
今や完全に、
あたしがどう頑張っても、
何一つ勝てることのない存在になってしまった。
こいつが生まれた時は、
あたしは完全に保護者の位置にいた。
いまいちたよりない母上に任せておけなくて、
ほとんどあたしが面倒を見ていたのだ。
実際、
あの母上はあたしを育てたのが信じられないくらい、
弟の世話が下手だった。
そして、かわいかった弟は、
幼稚園ごろから何だか怪しくなりだして、
今や完全に、
あたしがどう頑張っても、
何一つ勝てることのない存在になってしまった。