(コラボ)沈黙するケイタイ~交点の烈~
「…はあ」

「あのね。

そういう怖いのを扱うときは、

換気したモノも外に出ないような設備のある、

高いレベルの実験室じゃないとダメなんだ。

そうじゃないと、

すぐに感染してしまう。

まず、実験してる人がやられちゃうでしょ?

分かる?」

「そう、なんだ」

あたしは、

そっと中に入った。

「アユタ。

何で、そんなに詳しいの?」

アユタはにんまりほほ笑んで、

あたしを見た。


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