（ｺﾗﾎﾞ）沈黙するケイタイ～交点の烈～

天地創世の神話で、天と地すらまだ分かれていない状態。

のことだ。

けれど、一瞬、何て、説明していいかわからなかった。

「カオス」

つぶやくと、

「ああ」

ゲームっ子アユタは納得したようだ。

「危ないオヤジじゃん。

コントン、とかカオスなんて、まるで世界を造り変えようとしてるみたい」

危ないオヤジ、ことミコはピクリと反応すると、身を起こした。

「その通り。

私は世界を作りかえる。

その世界に、ベリル様を神としてお招きするのだ」

「拒否されたら？」

アユタが言うと、ミコは血走った目を向けた。

やばっ。

あたしは、何かされないうちに、と、アユタを背中にかばうと