(コラボ)沈黙するケイタイ~交点の烈~
思わず立ち上がって、そっちへ動いた。
同じ雑誌。
数十年前からの分が順番どうりに収められている。
だれも、手にとって見たりしないのか、これを見るヒトは、必ずきっちり元にもどすのか。
その中の、少し分厚い特集号らしきものを手にとって見た。
ぱらぱらとめくる。
質のいい紙に、印刷された、写真。
戦場?
何だ。
本を閉じようとしたとき、手が止まった。
休息中なのか、集まって談笑している風な外国の軍人達。
そんな写真だった。
がたいのいいオヤジたちに混じって、写真で言うと隅のほうに、横姿の、すらりとした人物がいて。
同じ雑誌。
数十年前からの分が順番どうりに収められている。
だれも、手にとって見たりしないのか、これを見るヒトは、必ずきっちり元にもどすのか。
その中の、少し分厚い特集号らしきものを手にとって見た。
ぱらぱらとめくる。
質のいい紙に、印刷された、写真。
戦場?
何だ。
本を閉じようとしたとき、手が止まった。
休息中なのか、集まって談笑している風な外国の軍人達。
そんな写真だった。
がたいのいいオヤジたちに混じって、写真で言うと隅のほうに、横姿の、すらりとした人物がいて。