(コラボ)沈黙するケイタイ~交点の烈~


「どうして、また、教団に近づいたりするかな。

ベリルにも、家に帰れって指示されたんだろ?」

そうだけど。

家に帰ったら、このままベリルに会えない気がする。

「でも、またなんか危ない目に会ったら・・・・」

言ってるそばから、いきなり、入り口で、ミコと出くわした。

「わっ」

思わずカタまるナユタ。

すかさず、身構える、アユタ。

と、

ミコは二人に向かって微笑んだ。

微笑んではいるのだけれど、その目に異様な光がこもっていて・・・怖い。

「私はついに、神にあった」

アユタはげんなりした顔をした。

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