(コラボ)沈黙するケイタイ~交点の烈~
アユタは溜息をついた。

「どこかの国の軍人なんだよ(※正しくはフリーの傭兵。頼めば助けてくれるかもです)そんな人が」

『ただの一市民に、わざわざ時間を割いてくれるわけないじゃないか』

その言葉は、呑み込んだ。

ナユタの、真剣な横顔のせいで。


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