(コラボ)沈黙するケイタイ~交点の烈~
「えっ!!じゃあ、お母さんはベリルに会ったの!!?」
いろいろな事情を説明しなくてはいけないわずらわしさは、お陰で回避できたものの、ナユタは悔しくてたまらなかった。
家に帰ると、ぽーっとのぼせあがった母がいたのだ。
「かっこよかったわよ~いるもんなのね~あんな人」
「ズルい~!!そんなことなら、お母さんがさらわれてればよかったのに!!」
「こんなオバサン、さらってどうすんだよ」
アユタが呆れてつぶやいた。
「どうせ、同じじゃん。電話ももらえないんだから」
ナユタは、殺気立った目で、アユタを睨みつけた。
「何か言った!?」
「何か、聞こえましたか?」
アユタは言うと、逃げ出した。
「とにかく、あなたは病気で休んでたことになってるから。明日からは学校に行きなさいよ」
「うん」
「どうしたの?」
「ねえお母さん、ベリルのこと、もうちょっと詳しく話してよ」
いろいろな事情を説明しなくてはいけないわずらわしさは、お陰で回避できたものの、ナユタは悔しくてたまらなかった。
家に帰ると、ぽーっとのぼせあがった母がいたのだ。
「かっこよかったわよ~いるもんなのね~あんな人」
「ズルい~!!そんなことなら、お母さんがさらわれてればよかったのに!!」
「こんなオバサン、さらってどうすんだよ」
アユタが呆れてつぶやいた。
「どうせ、同じじゃん。電話ももらえないんだから」
ナユタは、殺気立った目で、アユタを睨みつけた。
「何か言った!?」
「何か、聞こえましたか?」
アユタは言うと、逃げ出した。
「とにかく、あなたは病気で休んでたことになってるから。明日からは学校に行きなさいよ」
「うん」
「どうしたの?」
「ねえお母さん、ベリルのこと、もうちょっと詳しく話してよ」