(コラボ)沈黙するケイタイ~交点の烈~
このまま、

どこかへ置いてきても、

もし何かあれば大変なことになる。

ナユタはゲージを持ってマンションから出た。

けれど、

そこから先に進めそうになかった。

マンションの死角まで歩くと、

ポケットの携帯を思い出した。

思わず、

『誰か、助けて!!!』

メッセージを作ると、

無茶苦茶な番号相手に送信しまくった。


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