【茶】Brown love★ブスが恋して何が悪い!!
*チョコ味
どんな気持ちでも、次の日の朝はやってくる。
今日は目の下のクマさんも、クスミ隊も、姿を現さなかったから休みを取る理由が見つからない。
仕方なく制服にのんびり袖を通す事にした。
― ドンドン
珍しく駆け上がって来たのか、息を気らせているお母さんが部屋に入ってきた。
「何かあったの?」
「お友達がお迎えに来ているみたいだから、早めにご飯に降りてきなさいね」
「あ、はい」
………?
今まで迎えなんて誰一人来なかったのに。短くなった髪は櫛を入れる時間も短くなった。