ADVENTURE LOVE

「そろそろ出発するか」

「うん」

「くれぐれも気をつけるんだよ。」

「大丈夫ですよ、村長。僕たちがついてますから」

「ミルクを頼むよ。」

「じゃあ、おばあちゃん!行ってきます!!」



ここから次の町プロームまで丸一日かかる。

これから長い旅になるだろうが、一日中ずっと歩き続けないといけないのかと考えると憂鬱になってしまう。

「なにダラダラ歩いてんだよ。」

「……ティア」

「こんな調子だったら一週間かかってもプロームにはつかないな」

ムカッ

「なによ!ちゃんと歩けばいいんでしょ!!」

「そうそう。短い足で頑張って歩けよ。おチビちゃん?」

「チビじゃないもん!」

「足手まといにならないでよね!」




――とは言ったものの、お昼過ぎはにすでに足は悲鳴をあげていた。

「」

「」

「」





辺りが暗くなってきた頃、ようやくプロームまでたどり着いた。

すぐに宿をとった。

ちょうどり、しかし、疲労のせいで目の前のおいしそうな料理にもなかなか手が出せない。

「あれ?あなたたちも」












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