結婚しようよ!
「いきなり結婚ってのも無理がある。
まだお互い何も知らないし。
だから期限付きで恋人から付き合う。」




期限…?



何かいまいち把握出来ないかも。



「期限って、いつだ?」



タッちゃんの問い掛けにヒカルはまた黙って考えてる。



そして私の方をチラッと見た後口を開いた。




「期限は、三ヶ月。ちょうどクリスマスまでだな。」



さ、三ヶ月?!



そんな短い期限なの?



三ヶ月で一体何が分かるの?絶対無理じゃん!



最初からこの話に乗る気じゃないんだ、きっと…



「この条件じゃないと、今回の見合いも俺は断る。」



「しかし光、三ヶ月は短か過ぎじゃ…」



「俺は別に今回の見合いもダメになっても構わないけど?」



「うっ…、それは…」



タッちゃんは渋い顔をしながら考え、意を決したように顔を上げた。
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