song for you
『…学校サボってまで皆の歌詞が見たいか??』
今、午前9時。
もちろんあっちゃんの家。
朝からいい迷惑だって…。
「ふわぁ…あ、無理、眠い、寝る!!」
唯にいつもの元気はなく今にも寝そうな様子。
そりゃあ唯は毎日昼から学校行ってるらしいしね…。
「俺昨日ちょお頑張ったぜ??
感動するって絶対、見るっ!?」
竹ちゃんも頑張ったんだあ…
「俺っちなんか10枚くらい書いたも~んっ♪」
…絶対しょーもないだろ、それ。
『ふーん…じゃあまず唯のから見ようよ。』
「もう勝手に見てください…。」
唯限界ですか、
「じゃあ見よーぜ。」
唯のスパンコールでキラッキラの鞄から
紙を取り出すと3人同時に覗いた。