ヤンキーガール×プリティーボーイ
「恋の病・・・?」



「そう。愛斗君は助けてくれた彼女が好きなんだけど、会えない、ってことじゃないの?」



「俺が、あの子のこと“好き”?」



ボッ・・・



顔が赤くなったことが自分でも分かった。



「たぶん、あまり寝たり、食事したりしてないでしょ?」



俺はコクリと頷いた。



「きちんとした生活送らないから、インフルエンザなんかになるんだよ。愛斗君がやすんたら彼女に会えないでしょ?」



「ありがとうございます。俺、今すぐ家に帰って治してきます!」



「男に告白される訳だ・・・」



「咲子さん、今何か言った?」



「いや。なんでもないよ」



「?♪」
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