ヤンキーガール×プリティーボーイ
「じゃあまた明日ね。たぶん、屋上か教室にいるから。いつでもメールして」



そう言ってメルアドを交換した。



「ホントに送らなくて良いの??」



「大丈夫だって!家に着いたらメールするから」



「絶対?」



「絶対、絶対。そんな心配しなくても大丈夫だから」



「分かった・・・」



愛斗がションボリしながら答えた。



学校の校門で愛斗と別れ、家に向かった。



家までの道のりがいつもより短く感じた。



「ただいまー」



「華恋、いつもより早いのね。まだ夕食出来てないよ」



「そっか。じゃあ、出来たら呼んで」
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