ヤンキーガール×プリティーボーイ
「何が運命だよ・・・あたし一緒に来てる人いるから。もう行かなきゃ」



「ちょっとくらい相手してよー、華恋?」



そう言って、ほっぺを軽く撫でてきた。



「触んじゃねえよ!キモイいんだよ」



「またー。そんなこと言って、ホントは嬉しいんでしょ?」



最悪。



この目の前にいる香山は、中学校の時によくつるんでて、ある日付き合ってほしいと言ってきた。



もちろん、断った。



が、なかなか諦めてくれない。



「ここは人が多いから別の所行こっか」



左右から腕を掴まれて逃げられないようにして、静かに移動した。



☆愛斗 side☆



華恋ちゃん何処行ったんだろう?
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