ヤンキーガール×プリティーボーイ
愛斗の前ではふつーの女の子でいよう。



この可愛い笑顔をいつまでも見続けたいと思ったから・・・



「ありがとう・・・」



「あーぁ。華恋ちゃんに泣いてるところ二回も見られちゃった・・・俺、男としてダメなのかな?」



「そんなことない。前にも言ったけど、愛斗は愛斗なんだから。そのままで良いよ・・・」



「ありがと♪チュッ」



バーン・・・



いきなり愛斗がキスをしてきた。



唇に・・・



花火と共に、あたしの恋のツボミが綺麗なピンク色の花を咲かせた。



「来年も、一緒にここで綺麗な花火見れてるかな?」



「うん。きっと見れてるよ・・・」



あたしの人生は始まったばかりだった・・・
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