金髪王子〜イケメンハーフは同級生〜

バラバラだったピースがはまっていく。



「綾音、奈良坂君の父親って、もしかしたら……」


まさか。


綾音、そんなことないよね?


私は綾音が否定してくれるのを待った。


しかし、綾音は目を伏せた。



ああ、そうか。


さっき、綾音がお店で言いかけたこと。


その可能性を言いたかったんだ……


私はやっと悟った。


< 310 / 432 >

この作品をシェア

pagetop