金髪王子〜イケメンハーフは同級生〜


あの日、帰宅したお袋に俺は呼ばれた。



「進さんに会ってきたわ」


「そう。で?」


「口出ししないよう、はっきり言ってきた」


「了解してくれた?」


俺がそう聞くと、お袋を表情を曇らせた。


あまり首尾よくいかなかったようだ。


俺がため息をつくと、


「でも、私の意志は変わらないから」


お袋は宣言した。


< 321 / 432 >

この作品をシェア

pagetop