金髪王子〜イケメンハーフは同級生〜

俺は思わずセンセーとマネを見比べた。


マネは、ばつが悪そうにセンセーを見た。


「あー、えっとぉ……」


しかし、マネが何か言う前にセンセーがマネのあごを捕まえた。


「きゃっ」


マネが小さく叫ぶのも構わず、センセーはマネの顔を覗き込んだ。


「おまえ、いくつって言った?」


「ア、アハハ……
まあ、いいじゃん!」


マネは濃い化粧の顔をほころばせてごまかそうとした。


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