金髪王子〜イケメンハーフは同級生〜

――あ、なるほど。


読めた。



マネ、センセーにハタチだとでも言ったな?



「こいつ、中3ですよ」



マネの代わりに俺が教えてやった。


すると、センセーはくるりと背を向けて一人駅へと歩き出した。


マネはその場に立ち尽くしている。


「おい」


俺はマネに声をかけた。


「追わなくていいのか?」


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