DOUBLE LOVERS


 授業が終わりバイトに行くと、碧來さんが来て朝の事聞かれた。



 碧來「早いね?」


 緋月「はい…」


 碧來「ねぇ~?朝、蒼來と学校に行ったの?」


 緋月「えっ?…あ…はい…」


 碧來「前断ったのに蒼來また言ったんだ…
 大丈夫だった?」


 緋月「大丈夫じゃなかったです。
 休み時間の度にいろんな人来て…」


 碧來「ちゃんと断らないと…」


 緋月「そぉなんですけど…
 昨日碧來さんと帰った事が…」


 碧來「それで朝は蒼來で、帰りは俺って事でイイ?とでも言われたの?」


 緋月「…スゴいですね?やっぱ双子なんですね?
 そんなカンジで言ってましたよ?」


 碧來「そぉなんだ…やっぱ蒼來もか?」


 緋月「…えっ? 何か言いましたか?」


 碧來「ううん!なんでもないよ?」


 緋月「そぉですか…」



 変な碧來さん…


 なんて言ったんだろう?


 ちょっと気になったけど、これ以上聞けなくてそのままにしちゃった。


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