6年目の愛してる
いきなりの衝撃に俺は動揺。
「い、いえ・・。」
「現在、3ヶ月になりますね。」
そして次に発せられた言葉はもっと衝撃的だった。
「ですが・・・切迫流産してます。」
「は?!」
切迫流産?!
「どういうことですか・・?」
俺の険しい表情に医師の表情がさらに堅くなる。
「流産しかかっているんです。ですが、発見が早かったため、暫く安静にしていれば大丈夫だと思います。」
流産したわけではないのか・・・。
良かった・・。
「数日間、入院していただいて安静にした方が良いと思いますが・・・それはまた奥さまが目覚めてから話しましょう。お目覚めになりましたらナースコールをお願いできますか?」
「分かりました。ありがとうございます。」