6年目の愛してる



いつからか諦めていた


コウくんに愛されること。



いつのまにか決めつけていた



コウくんの想い。



本当にバカだったなぁ、私。



この手の温もりは愛情で溢れてるのに。




コウくんのこの温もりをどうして信じれなかったんだろう。




こんなに優しい眼差しをする人なのに。





「コウくん。」

「ん?」

「…なんでもないよ。」




ちょっと甘えたくてコウくんの肩にもたれかかる。



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