キノピオな人生
オレ達からすれば透留は『いい男』なんだが、全くモテない。それでも、過去に何人か女性と付き合ったことがあるのも事実だが。透留は酒を飲んでこの手の話になると、自分のモテない悲しさと怒りに、昼間見ることが出来ないような表情をすることがある。まさに今、その状態だ。
「ニチオは朝までなんだろ! オマエだって大してカッコ良くもないのに!」
透留がオレに噛み付いてきた。
「なんでかなぁ~?」
オレがそう答えようとしたときに有己がそのままの言葉を吐いた。そう。オレも大してカッコイイわけでもない。あえて言うなら、「カッコワルイ!」が正解かもしれない。ただ、何故か、モテないわけではない。もしやオレからフェロモンってヤツでも出ているんだろうか?とも思う。ジョーダンだが。
「ニチオは朝までなんだろ! オマエだって大してカッコ良くもないのに!」
透留がオレに噛み付いてきた。
「なんでかなぁ~?」
オレがそう答えようとしたときに有己がそのままの言葉を吐いた。そう。オレも大してカッコイイわけでもない。あえて言うなら、「カッコワルイ!」が正解かもしれない。ただ、何故か、モテないわけではない。もしやオレからフェロモンってヤツでも出ているんだろうか?とも思う。ジョーダンだが。